医療法人社団中尾医院 荻窪中尾耳鼻咽喉科医院 睡眠呼吸センター
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一般的にはCPAP(シーパップ)という器械を使い、鼻マスクを通して一定圧の空気を送り、のどが塞がるのを防ぐ”CPAP療法”がもっとも有効で推奨されています。
口腔内装置(マウスピース)により、下顎を動く範囲で可能な限り前方に移動させ、気道の拡大を図る装置があります。
その他、軟口蓋形成術や骨格形成の手術などの方法がありますが、手術の適応があり、全例に効果があるとは限りません。

CPAP(シーパップ)療法
  中等度以上の場合には、気道に陽圧をかけるCPAP治療が用いられます。

睡眠時無呼吸(閉塞型)

CPAP原理図

  装置からあらかじめ設定された圧力(陽圧)を気道に送り気道を陽圧に保つことにより舌根の落ち込みによる閉塞部分が広がり気道が閉塞しないようにする治療です。

CPAP療法の器械について
 

保険診療においては、器械は病院からの貸与というかたちになります。
そのため、定期点検や消耗品の交換、故障の対応も無償で行いますが、月に1回の受診が必要です。
お仕事の都合等で、月に1回の受診が難しい場合には業者からの購入も可能です。この場合は、点検、修理、消耗品は実費負担となります。


日常生活の注意(生活習慣病の予防と生活習慣の改善)
肥  満
BMI[体重÷(身長(m)×身長(m))] > 22
肥満を伴った閉塞型無呼吸症候群(OSAS)の患者さんは、減量により症状が改善することがあります。食生活・運動などによる減量を心がけましょう。
飲酒の制限
上気道の筋力を低下させ、就寝時に軟口蓋や舌根が沈下しやすくなるので気道の閉塞が起こりやすくなりOSASを悪化させてしまう可能性があります。
禁  煙
喫煙により血中酸素濃度が低下するだけでなく、咽喉頭部の炎症を起こしやすいので、OSASを悪化させる引き金となることがあります。禁煙を心がけましょう。
その他
仰向けで寝ると舌根沈下を招き、気道を閉塞させます。横向きに寝ることにより改善される傾向がみられる場合があります。就寝の際、体位に気をつけてみましょう。